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九博と田村史子准教授(筑紫女学園大学)が共同で定期的に行なっているガムラン・ワークショップに参加した。青銅製の楽器から紡ぎ出される音楽と響きは、神秘性とともに、われわれ現代人がどこかに忘れてきた郷愁のようなものを思い出させてくれるようであった。 ![]() ガムランとは東南アジアの伝統芸能で使用される楽器と合奏をさす総称である。青銅製の楽器は叩いて音を出すものが多く、その演奏法である「ガムル(叩く)」に由来する名称である。 ![]() ボナン・バロン ![]() サロン・バロン ![]() グンダン・グデ 中央に位置するグンダン・グデとクティポン・グンダンは、指揮者の役割を果たすという田村先生の説明から、雅楽における鞨鼓(かっこ)と同じ役割を持つということを知った。また使用する音階が「沖縄音階」と同じであるという説明から、海の文化圏の共通性と連続性を垣間見たようだった。 用意された全ての楽器に触れることのできる時間の中で、特に印象に残った楽器はグンダンとゴングである。グンダンは胴の部分以外(ドラム・ヘッドやヘッドを締める紐)が全て水牛の皮でできており、押さえ方や叩き方によって音高が変わっていくのには驚いた。特に他の楽器と響き合わせるための微妙な調律が瞬時にできてしまう所は、「大きく叩かなくても他の楽器と響き合って音が増幅される(田村先生)」という言葉通りであった。 ![]() クティポン・グンダン ![]() ゴング ![]()
文責・ろじ編集部
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