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イメージ Web特集・特別展『 京都五山 禅の文化展 』を楽しむ
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 今回の特別展には多くの『国宝・重文』が展示されておりますが、残りの会期で見ることのできる『国宝・重文』を厳選してご紹介します。
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イメージ 厳選・これから観る『国宝・重文』期間:1月29日(火)〜2月24日(日)
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癡兀大慧像
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重要文化財
癡兀大慧像(ちこつだいえぞう)1幅 自賛
鎌倉時代・13〜14世紀 京都・願成寺(がんじょうじ)
「第1章 兼密禅から純粋禅へ」にて展示中

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口をヘの字形に強く結び、眉間に皺(しわ)を寄せ、かっと眼を見開いている。このように威嚇(いかく)するかのような厳しい表情は、禅僧肖像画として異例。円爾(えんに)の名声に憤り、問答を挑んだという逸話を思い起こさせる。
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癡兀大慧墨蹟
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重要文化財
癡兀大慧墨蹟 遺偈(ちこつだいえぼくせき ゆいげ)1幅
鎌倉時代・正和元年(1312)京都・願成寺
「第1章 兼密禅から純粋禅へ」にて展示中

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当初、天台僧だった癡兀は禅を広めた円爾の名声に憤り、密教の側から禅の論破を試みた。しかし円爾に感化され、弟子となりその法を嗣いだ。癡兀はこの遺偈を書き終えた直後に遷化(せんげ)。壮絶な最期を伝える。
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無関普門像
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重要文化財
無関普門像(むかんふもんぞう)1幅 自賛
鎌倉時代・13世紀 京都・天授庵
「第1章 兼密禅から純粋禅へ」にて展示中

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南禅寺の開山、無関普門(1291年没)の画像。賛は像主の無関以外には書きそうにない粗放な書風で、臨終直前の書とみられる。示寂の直前に弟子たちに求められて着賛した頂相の一つに当たる可能性が高い。
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一山一寧墨蹟
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重要文化財
一山一寧墨蹟(いっさんいちねいぼくせき)(雪夜作)(せつやのさく)1幅
鎌倉時代・正和4年(1315) 京都・建仁寺(けんにんじ)
「第1章 兼密禅から純粋禅へ」にて展示中

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一山一寧は正安元年(1299)に来日した中国人禅僧。書に巧みで草書を得意とした。これは、大雪にも耐えて禅の修行に励んだ典故を引いた自作の七言絶句(しちごんぜっく)を、闊達(かったつ)な筆致で書き上げている。79歳の筆跡で、格調の高い境地を示す遺墨である。
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夢窓疎石像
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重要文化財
夢窓疎石像(むそうそせきぞう)1幅 自賛
南北朝時代・14世紀 京都・天龍寺(てんりゅうじ)
「第2章 夢窓派の台頭」にて展示中

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賛は暦応3年(1340)、西芳寺(さいほうじ)の潭北軒において「藤給侍中雲渓居士」なる人物の求めに応じて書いたもの。給侍中は給事中(少納言の唐名)の誤写とみられることから、この人物は藤原氏の一族で宮中に仕える人物と思われる。夢窓の全身像の優品として知られる。
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策彦周良像
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重要文化財
策彦周良像(さくげんしゅうりょうぞう)1幅 柯雨窓(かうそう)
中国・明時代・嘉靖19年(1540)京都・妙智院(みょうちいん)
「第3章 将軍家と五山僧」にて展示中

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遣明使(けんみんし)として二度中国に渡航した策彦周良が、最初の入明の際に中国人画家に描かせた肖像画。禅僧の正装ではなく、帽子をかぶり書籍をもつ文人(ぶんじん)風の姿が珍しい。中国の玄関口・寧波(ニンポー)(浙江省)で親しく交遊した文人・柯雨窓が賛をよせる。
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水色巒光図
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国宝
水色巒光図(すいしょくらんこうず)1幅 伝周文(しゅうぶん)筆 江西龍(こうせいりゅう)派等三僧賛
室町時代・15世紀 奈良国立博物館
「第4章 五山の学芸」にて展示中

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俗世間から隔てられた「水色巒光」つまり水の色も山の輝きも爽やかな隠者の境地を描く詩画軸(しがじく)。遠景に視線を導く三本の松を中心に、書斎を左側に寄せて画面を整然と構成する本図は、相国寺の画僧・周文の最も優れた伝承作品である。
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達磨図
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重要文化財
達磨図(だるまず) 1幅 墨谿(ぼっけい)筆 一休宗純(いっきゅうそうじゅん)
室町時代・15世紀 京都・真珠庵(しんじゅあん)
「第4章 五山の学芸」にて展示中

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墨谿は一休宗純(1394〜1481)とつながりを持ち大徳寺(だいとくじ)で活躍した曾我(そが)派の画家で、桃林安栄(とうりんあんえい)という名前の禅僧である。相国寺で活躍した周文の弟子と伝えられる。賛は一休が寛正6年(1465)に記したものである。
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毘沙門天図
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重要文化財
毘沙門天図(びしゃもんてんず)1幅 雪舟等楊(せっしゅうとうよう)
室町時代・15世紀 京都・相国寺
「第4章 五山の学芸」にて展示中

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左手に宝塔を持ち邪鬼を踏んで立つ毘沙門天は、四天王のうちの一尊で仏法を守る北方の守護神である。雪舟は山水画の画家として有名だが、水墨の仏画も描いた。本図は雪舟が幅広いテーマの作品を描いたことを物語る作例として貴重。
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仏涅槃図
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重要文化財
仏涅槃図(ぶつねはんず)1幅 霊彩(れいさい)
室町時代・永享7年(1435)山梨・大蔵経寺(だいぞうきょうじ)
「第5章 五山の仏画・仏像」にて展示中

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本図は裏書より、霊彩が永享7年(1435)に描いたことが知られる。本図には抑揚に富んだ鋭い線や独特な人物の風貌描写といった、霊彩の特徴が目立っていないため、比較的初期の作例と考えられている。
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