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イメージ Web特集・特別展『未来への贈りもの』を詳しく知る
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 展示されている作品の中から、あるテーマをクローズアップして詳しく解説します。今回は『彫刻』です。
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イメージ 観る前に読む『 作 品 解 説 ( 彫 刻 ) 』
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釈迦涅槃像
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重要文化財
釈迦涅槃像(しゃかねはんぞう) 一躯
鎌倉時代・十三世紀 香川・観音寺

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 体の右脇を下にし、腕枕をして横たわる釈迦。釈迦の入滅[涅槃(ねはん)]という劇的な瞬間をあらわす。細く目を開き、安らかな表情をみせるのが印象的。像長わずか七四センチの小像であるが、顔立ちや姿の端整さは他の釈迦涅槃像より抜きん出て優れている。観音寺は香川県観音寺にある四国霊場第六十八・六十九番札所。
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善導大師像
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福岡県指定文化財
善導大師像(ぜんどうだいしぞう) 一躯
鎌倉時代・十三世紀 福岡・博多善導寺

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 上空を見上げ、合掌して念仏を唱える善導大師像。開いた口から小さな阿弥陀仏が吐き出されていたのだろう。開口した表情や着衣の質感はきわめて現実的であり、袈裟の部分には細緻な彩色文様が描かれる。善導寺は福岡市博多区にある浄土宗の古刹。本像の古さと完成度の高さは、わが国の善導大師の彫像のなかで出色のものといえよう。
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空也上人像
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重要文化財
空也上人像(くうやしょうにんぞう) 一躯
鎌倉時代・十三世紀 愛媛・浄土寺

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 唱えた念仏「南無阿弥陀仏」の六字一音一音が阿弥陀仏となり、斜め上方を見上げる空也上人の口から吐き出されている。質素な旅僧姿で、腰を屈めて鹿杖をつき、首にかけた鉦鼓(しょうこ)を叩いて歩く痩身の姿は、阿弥陀聖(あみだのひじり)とも市聖(いちのひじり)とも呼ぶにふさわしい。本像では額や口元に刻まれたしわにより一段と老相が強調されており、有名な京都・六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)像とはまた別の趣をみせる。浄土寺は愛媛県松山市にある四国霊場第四十九番札所。空也[903〜72]が三年留まったという伝説がある。寺外での公開は20年ぶり。
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阿弥陀如来像及び両脇侍像 地蔵菩薩像及び竜樹菩薩像
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重要文化財
阿弥陀如来像及び両脇侍像(あみだにょらいぞうおよびりょうきょうじぞう) 三躯
平安時代・十二世紀 愛媛・保安寺
地蔵菩薩像及び竜樹菩薩像(じぞうぼさつぞうおよびりゅうじゅぼさつぞう) 二躯
平安時代・十二世紀 奈良国立博物館

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 定印(じょういん)を結ぶ阿弥陀如来を中尊とし、その左右には蓮台[今は亡失]を捧げる観音菩薩と合掌する勢至菩薩が跪坐(きざ)して侍(はべ)り、後方には、宝珠を左掌に捧げる地蔵菩薩と開口して合掌する竜樹菩薩が随(したが)う。いずれも平安時代後期の京都で造られた彫像にみる、典型的かつ洗練された特徴をすべて備える。阿弥陀五尊像の遺例としては本例が現存唯一であり貴重。
 この五尊は、平忠光(たいらのただみつ)が後白河法皇[1127〜92]のために建立したと伝えられる伊予国矢野郷[現愛媛県八幡浜市]の忠光寺(ちゅうこうじ)梅之堂の本尊であった。地蔵・竜樹菩薩の二尊像は現在奈良国立博物館の所蔵となっており、五尊が会するのは10年ぶり。

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雲中供養菩薩像
© 平等院,1999/© 株式会社PFU,1999
国宝
雲中供養菩薩像(うんちゅうくようぼさつぞう) 一躯
平安時代・天喜元年(1053) 京都・平等院
展示期間:5月31日〜6月10日

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 宇治の平等院鳳凰堂の本尊阿弥陀如来坐像を取り囲む堂内長押(なげし)上の小壁には雲中供養菩薩の群像が掛けられている。本尊の作者は、日本彫刻史上、最も有名かつ重要な仏師の一人・定朝(じょうちょう)であるが、それを取り巻く雲中供養菩薩像も定朝とその弟子たちによって造られた。北十三号は本尊に香を供養する菩薩であろう。条帛(じょうはく)の端がなびき、腰布や裙(くん)の裾がひるがえるなど、巧みな風の表現がみられる。九州初公開。
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普賢菩薩騎象像
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舞鶴市指定文化財
普賢菩薩騎象像(ふげんぼさつきぞうぞう) 一躯
平安時代・十二世紀 京都・多禰寺

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 普賢菩薩は、熱心な法華経(ほけきょう)信者を守護するため白象に乗って東方から現れると説かれ、とくに女性の絶大な信仰を集めた。ほぼ造立当初の姿をとどめる本像は、小像ながら優美な品格をもつ平安時代後期の佳作。おそらく高貴な女性の念持仏(ねんじぶつ)として、あるいはその追善(ついぜん)供養のため造られたものであろう。多禰(たね)寺は京都府舞鶴市大浦半島にある古刹(こさつ)
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