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洋学のなかでも、もっとも日本に普及したのは蘭方医学である。江戸時代の医学は、新しく中国から伝わった医学のなかでも実証性が重んじられた。その東洋医学に対して、蘭方医学は最初長崎の通詞から伝わっていった。19世紀にはいると、シーボルトの来日などで医学知識、技術が向上したが、医療器具もヨーロッパなどから輸入された。 1蘭法の医療器具 江戸時代19世紀 東京国立博物館 2シーボルトから贈られた外科道具 江戸時代19世紀 15点 東京国立博物館 蘭法の医療器具(らんぽうのいりょうきぐ) 幕末の漢方医関東安が所蔵していた蘭方医学の医療器具。制作地はヨーロッパ産、国産など様々である。 ![]() 上からスポイト、瀉血用の止血帯(外国製)、瀉血用の吸玉 ![]() 左から漢方の丸薬を作る道具、漢方用の円匙(いずれも国産) シーボルトから贈られた外科道具(しーぼるとからおくられたげかどうぐ) 文政7(1824)年、シーボルトからオランダ通詞吉雄権之助を通じて、越後の蘭学者五十嵐其徳に贈られた。 ![]() |
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