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博物館は文化財を快適な環境で安全に公開すると同時に、過去から大事に守り伝えられてきた文化財を、未来に継承する役割も担っています。九州国立博物館内では、昨年から日本や東洋の絵画や古文書などの修理事業が始められ、本年7月からは彫刻の修理事業も開始されました。すでに、バックヤードツアーに参加された方で、当館内の文化財保存修復施設をご覧になられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。このような、日常の修理事業の成果は、今後も展示室でご披露させていただく予定です。 重要文化財 木造倶利伽羅竜剣 1基 大分県 小武寺蔵 平安時代後期 重要文化財 木造僧形八幡神坐像 1躯 大分県 奈多宮蔵 平安時代後期 重要文化財 木造女神坐像 2躯 大分県 奈多宮蔵 平安時代後期 ![]() ![]() このたびの特集陳列は、当館内で進めてきた彫刻4躯の修理が完成したことにあわせてお披露目するものです。これらは、これまで大切に守られてきましたが、ほぼ800年以上の年月を経て、木が朽ちたり、接合部が弱っている部分も認められました。弱い部分を補強したり、接合部を再度つぎ直すといった手当をほどこしました。修理にあたったのは、国指定の彫刻修理をほぼ一手に引き受けている財団法人美術院の熟達した技術者です。 11月5日までの特集陳列という短期間ですが、文化交流展示室にお越しの折にはぜひご注目下さい。 |
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